最終更新: megaya0403 2017年02月24日(金) 22:37:02履歴
スパムはアメリカ合衆国で1900年代の前半に誕生した缶詰である。賞味期限は3年も持ち、焼かずに食べられることから非常食としても優秀である。
スパムを一度食べたことがある人ならわかると思うが、かなり味が濃い。その味の濃さに中毒的にハマる魔力がある。
スパムは一つ約60g程であるが、一日に必要な3分の1ものナトリウムが含まれている。
スパムとゆかりの組み合わせがどうなのかというと、これがイマイチなのである。旨い不味い、合う合わないの話ではない。スパムの味が濃すぎて、ゆかりの味がほとんどしなくなってしまう。
さらにゆかりも塩分が強いので、塩に塩をかけているような状態になってしまう。とにかく塩辛くなってしまう。
スパムはまるで助っ人外国人選手のようなものだ。契約選手として、ものすごくパワフルな力を発揮する。しかし、スパムの活躍期間は短い。味の濃いスパムを毎日食べているのは苦痛になるだろう。
第二次世界大戦中にイギリスはスパムが食料として供給されており、食べ飽きて嫌悪感すら抱いたらしい。その遺恨があるのか、イギリス人はスパムを嫌いな人が多いという逸話もある。
日本生まれのゆかりと、外国からやってきた強烈な味付けのスパムは上手く手を組むことが出来なかった。ゆかりは食材にあわせて味をプラスするのが売りなのだが、スパムという完成された食材には付け入る隙がなかったのだ。
国際化の壁は高い。しかし、スパムには「スパムライト」や「減塩スパム」といった塩分が控えめなものも存在している。私は口にしたことがないのだが、もしかしたらゆかりにも合うのかもしれない。
「減塩スパム」などの商品はもしかしたら、スパムがゆかりに歩み寄ってきてくれているのかもしれない。そう考えると、もしかしたらスパムとゆかりの国際交流も遠い話しではないのかもしれない。
タグ
コメントをかく