最終更新: megaya0403 2017年03月14日(火) 23:52:00履歴
とんかつといえばソースだ。これは真っ先に思い浮かべるだろう。
しかし、とんかつとういのは意外にも多種多様で器用な食べ物である。塩で食べるのも良い。ソース+とんかつという攻撃的な味から一転して、肉本来の旨味を楽しめる上品な料理に早変わりする。また、大根おろし+ポン酢という組み合わせも良い。脂っこいとんかつが中和され、するするといの中に入っていく。また、ソース+マヨネーズという凶暴的なカロリーを身にまとうこともできる。
とんかつは組み合わせる調味料によりかなり変わる。そんな十二面相のようなとんかつは、もちろんゆかりとの相性も悪くない。先ほどもあげたようにとんかつは塩で食べても美味しい。ゆかりに含まれる塩分がちょうどよく豚肉の甘みをひきだし、肉本来の味が楽しめる。
しかし、ゆかりで食べた場合はそれはあくまで塩の美味しさであってゆかり味がプラスされた美味しさではない。とんかつとゆかりの組み合わせは確かに悪くはないのだが、とんかつの油や豚肉の甘みなどのよってゆかりがもつ味はかなり薄くなってしまっている。口の中でゆかりを探しながら食べている状態だ。ふとした瞬間に急にゆかりの味がすることもある。
他の調味料に勝てるのかといったらそれは到底かなわない。ソースや大根おろしなどの定番には太刀打ちできないし、シンプルに塩で食べた方が良いかもしれない。
ただ、ゆかりにも「青菜入り」や「生姜入り」など様々な顔がある。変幻自在のとんかつと組み合わせは無限大だ。もしかしたらとんかつに相性バツグンのゆかりがあるかもしれない。今後もゆかりととんかつの組み合わせは探求していきたいと思う。
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